【国内初!】さいたま市で電動サイクルのシェアサービスがスタート!実際に利用してみた感想、値段は?どこで借りられる?
さいたま市で電動サイクルのシェアサービスがスタート
さいたま市内でも利用できるシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING ハローサイクリング(OpenStreet株式会社)」で、フル電動でペダルを漕がない、自転車のように座って走行できる「特定小型原動機付自転車」(特定小型原付)分類の「電動サイクル」を用いたシェアリングサービスを2024年2月1日よりスタートしました。
特定小型原付のシェアリングサービスは、国内では初となります。
電動サイクルの特徴
- 着座式で座席に体重を預けられる安定感
- 登坂性能が高く、坂道も楽に登れる
- スマートロックの搭載により、アプリからの予約、解錠、返却が可能
- バッテリーの大容量化により航続可能距離は40km
- 車道専用モードと歩道可モードを選択できるボタンを搭載
- 最高速度表示灯を搭載
① 着座式で座席に体重を預けられる安定感
立って乗るキックボードとは異なり、凸凹が多い道路や段差超えの際も姿勢を崩すことなく安定して走行できます。
② 登坂性能が高く、坂道も楽に登れる
坂道にも対応した高トルク設定で、急な坂道も安定して登ることができます。
また、ディスクブレーキを採用しているため、急な下り坂も速度調整が可能です。
③ スマートロックの搭載により、アプリからの予約、解錠、返却が可能
「HELLO CYCLING」でご利用いただける車両には、貸し出しおよび返却する際に車両の鍵を開閉・管理を行うスマートロックを搭載しているため、「HELLO CYCLING」アプリから「電動サイクル」の予約や貸し出し、返却が可能です。
また、スマートロックに表示されているQRからも車両の予約が可能です。
④ バッテリーの大容量化により航続可能距離は40km
バッテリーを大容量化したことで、航続可能距離は40kmを実現。
「HELLO CYCLING」アプリでバッテリー残量と航続可能距離を確認することができます。
⑤ 車道専用モードと歩道可モードを選択できるボタンを搭載
車道専用モード(最高速度20km/h)と歩道可モード(最高速度6km/h)を選択できるボタンを搭載。
「電動サイクル」は原則車道を走行する必要があります。
通行が許可されている歩道に限り「歩道可モード」で通行できます。歩道可モード(最高速度6km/h)は、「普通自転車及び歩行者等専用」の道路標識等が設置されている歩道に限られます。
⑥ 最高速度表示灯を搭載
新しい保安部品の「最高速度表示灯」が搭載されます。
車道専用モード(最高速度20km/h)の時は緑色に点灯、歩道可モード(最高速度6km/h)(特例特定小型原付)は緑色に点滅し周囲に車両の状態を知らせます。
※気温が低い時や坂道など、環境によって走行距離は低下しますのでご注意ください。
利用料金
「電動サイクル」は15分から利用可能です。
15分ごとに200円、12時間まで最大4,000円(※上限金額は同一車両を使い続けた場合に適用)です。
利用開始から上限時間以内であれば上限金額以上の料金はかかりません。
全車両の利用料金には各種損害保険の料金が含まれています。(※地域によって料金体系が異なるため、詳しくはアプリで「利用料金表」をご確認ください。)
さいたま市のステーション設置場所(2024年2月1日時点)
開始時期 | ステーション名 | 住所 |
2024年2月1日〜 | さいたま新都心バスターミナル① | さいたま市大宮区北袋町1-603-1 |
さいたま新都心バスターミナル② | さいたま市大宮区北袋町1-603-1 | |
大宮区桜木町4丁目 | さいたま市大宮区桜木町4-416-1 地内外 | |
大宮駅西口空地(リトル保育園前) | さいたま市中央区上落合9-13 | |
さいたまR&Dセンター | さいたま市北区宮原町4-25-1 |
サービススタートに伴い、まず5箇所で利用可能となっています。
なお、2024年3月中に浦和駅周辺、2024年5月中に大宮駅周辺に拡大予定です。
大宮・さいたま新都心周辺
宮原
実際にアプリを使用して電動サイクルに乗ってみた
利用方法
- まずは「HELLO CYCLING」アプリ(iOS、Android)を起動
- 画面右上のメニューから、電動サイクル利用準備画面を選択
- 交通ルールテスト(全12問)で全問正解する
- 16歳以上であることを確認するための年齢確認書類を提出
- マップ画面から「電動サイクル」対応のステーションの絞り込みを行い、予約や返却ができるステーションの位置を確認し、「電動サイクル」のステーションピンをタップ
ピンの色:「電動サイクル」専用ステーションは紫色、「電動アシスト自転車」と「電動サイクル」共用ステーションは黄色 - 「HELLO CYCLING」アプリや車両に搭載されているスマートロックのQRの読み取りで「電動サイクル」の予約を行い、アプリの「解錠」ボタンからスマートロックを解錠する(※11)
- 利用終了後は「電動サイクル」対応のステーションで返却(※バッテリーが切れると利用できなくなるため、車両のディスプレーにバッテリーアイコンが点灯した場合は、近くのステーションに返却。)
準備
アプリを起動して利用の準備をします。
まずは交通ルールテスト。(全12問)
自動車免許やバイクの免許を持っている筆者ですが、早速やってみたところ10問正解でした。(汗)
全問正解しないとクリアできないので、間違った場所をチェックし、再度やって全問正解。
テストを始める前でも、「交通ルールとマナー」というところで、事前にチェック可能です。
その後、年齢確認書類の提出をします。
提出と言っても難しくなく、生年月日を入力し、書類をスマホで撮影してポチっとするだけ。
提出後、すぐに利用可能です。
利用する30分前から予約することができます。
電動サイクルに初めて乗ってみた
(なぜか一ヶ所)宮原にあるということで、「さいたまR&Dセンター」に行ってみました。
国道17号沿いで、大宮年金事務所とかの近くですね。
おお、電動サイクルあった!
アプリで解錠したところから利用開始。
ふむふむ、こんな感じね。
右のディスプレイで操作します。
真ん中が「電源ボタン」
下の「M」ボタンで、「歩道可モード」と「車道専用モード」を切り替えます。
ハンドル左側にウインカーがあります。
この辺りはバイクや原付と一緒ですね。
しっかりウインカーが点滅してる。
現在のルールだと、自転車と同じく「特定小型原動機付自転車」のヘルメット着用は努力義務となりますが、着用したほうが安全であるのは間違いないですね。
そんなこんなでようやく乗車。
国道17号沿いにあるので、早速国道を走るドキドキ感がありましたが、20kmが思ったよりスピードがないので、意外とすんなり乗れました。
操作などはシンプルなので、そのまま目的のさいたま新都心まで。
さいたま新都心のステーションはしまむら本社近くの「バスターミナル」に2ヶ所あります。
ちなみに、宮原からさいたま新都心まで約40分の利用で、料金は「600円」でした。
乗ってみた感想
良いところ
- 安定感があって走りやすい
- ペダルを漕がなくて良いので疲れない、坂道も楽
- スピードが出過ぎないので、誰でも手軽に乗れる感覚
- レンタルが手軽
気になったところ
- 自転車の感覚で走ると、歩道や信号など困惑する部分があるので、慣れが必要
- スピードはあんまり出ない(途中、電動自転車のママさんとほぼ並走して走ってました)
- スロットルが硬い(?)からか、ずっと捻っていると手首が疲れた
- まだサービスがはじまったばかりなので、ステーションが少ない(これは仕方ない)
まとめ
画期的な2輪座り乗りタイプの「特定小型原付」のシェアリングサービスが、さいたま市でいち早く体験できたのは嬉しい限りです。
筆者は普段自転車をゴリゴリ乗っているので、スピード感は物足りなかったですが、ペダルを漕がないので疲れずに中距離を走れるので、需要は一定数あるのかなと思いました。
あと、電動サイクルの特性と交通ルールを理解することは大切。
今後ステーションが増え、より手軽に利用できるようになって、利用者が増えていくことが期待されます。
詳しい利用方法はハローサイクリングの公式サイトをご覧ください
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