さいたま産・日本初の発酵ジンジャーエール飲んでみた【しょうがのむし | 見沼】
日本初の発酵ジンジャーエール醸造会社 (株)しょうがのむし
(画像:公式ECサイトより)
2020年2月2日20時20分に設立された、日本初の発酵ジンジャーエール醸造会社 (株)しょうがのむし
「世界を変える起業家 ビジコンinさいたま2019」で優勝し、その後のクラウドファンディングを成功させ、発酵ジンジャーエールを世の広めるべく奔走しています。
ノンアルコール市場を変えるかもしれない、埼玉さいたま発の本格ジンジャーエールを実際に飲んでみました。
発酵ジンジャーエールって?
そもそも発酵ジンジャーエールってなに?
わかりやすい説明が「しょうがのむし」さんのクラウドファンディングページに載っていたので、以下引用です。
イギリスで300年もの昔に生まれ、欧米では特に禁酒法時代にお酒の代替品として、あるいは自家製のまずい密造酒を飲み易くする割り材として重宝された伝統的な飲み物です。この歴史により欧米ではすっかり「ノンアルコール飲料」のイメージが付いていますが、過去には10%近くまでアルコールが含まれるものも有ったようで、英語では「Ginger Beer」と呼ばれています。
現在私たちが飲んでいる「ジンジャーエール」のルーツとなった飲み物です。発酵ジンジャーエール “GINGER SHOOT”
弊社の発酵ジンジャーエール”GINGER SHOOT”は、地元さいたまの生姜、果物、蜂蜜をふんだんに使用し、最後に「発酵」という魔法をかけることで完成します。
ノンアルコールだけど、嗜好品。ノンアルコール市場に革命をもたらす飲み物です。
生姜の温め効果と発酵の香りで、お酒を飲んだような感じが有り、飲めない日でも、飲めない人でも楽しめます。
お酒が好きだけど、妊娠&授乳中で飲めない!そんな方には最高ですね。また、この飲み物は腕利きのバーテンダーたちが永らく探し求めていた、本物のginger beerでもあります。しかも、かなり伝統的な製法の。カクテルに使用すれば、簡単に最高のカクテルが造れます。シャンディガフ、モスコミュール、ジンバック、ウイスキーバック、全てがまるで生まれ変わったような味わいになり、お客様に驚きと笑顔をもたらしてくれます。
引用:発酵ジンジャーエールを世界に誇るさいたまの名産に!そして見沼田んぼを復活させる!
発酵ジンジャーエールは、いわゆる一般的に買えるジンジャーエールとは全くの別物。
市販のほとんどのジンジャーエールは生姜すら入っておらず、香り・味わい・健康効果・満足感はどれをとっても比較にならないほどです。
健康食品ではありませんが、そこらの健康食品より身体に良く「発酵」という過程を経ることで、その複雑な味わいを生み出しています。
メディアでの取り上げ
2020年の設立からその活躍は注目されており、テレビ・雑誌・ネットニュースなど色々なメディアでも取り上げられています。
本日フジテレビのめざましテレビのキラビトというコーナーに出ました。
取り上げて頂き、ありがたい限りです。 pic.twitter.com/ZCkj2kwjsc— 周東孝一 Koichi Shoot (@ginger_bug_inc) March 30, 2022
言及するの忘れてましたが、「ソトコト」という雑誌の1月号に掲載されました。
Webサイトにもあがっていました。https://t.co/sqP2ynqPBw
知人に聞いたら有名な雑誌だそうですね。恥ずかしながら知りませんで…
そのうち特集組んでもらえるよう、今後圧倒的な(狂った)展開をして参ります。— 周東孝一 Koichi Shoot (@ginger_bug_inc) February 12, 2022
とっても素晴らしい記事を書いてくださり、ありがとうございます!https://t.co/0dfXYkLs91
— 周東孝一 Koichi Shoot (@ginger_bug_inc) October 24, 2021
この他にも多数メディアで紹介されています。
実際に飲んでみた
それは飲んでみるしかない!というわけで、ECサイトから購入してみました。
代表の周東さんが、ちょんまげに着物を召されている方なのですが・・
ボトルの緩衝材が、着物の切れ端という粋。
こういうのもなんか素敵ですよね。
全種類を並べてみました。
ジャケットのデザインも可愛く、液種の色の多様さに個性を感じます。
今回入っていたのは左から
- honey bee (幻の蜂蜜が香る定番品)
- northern dark snail (紅茶とカモミールが革命的な定番品)
- pigeon-blood ladybug (ビーツで醸す見沼のテロワール、秋冬限定の定番品)
- junos c swallowtail (上品な柚子と隠し味のシナモンが、白ワインのよう)
- oak rhinoceros beetle (ナラのチップを使用した、雨後の森林散歩)
見沼田んぼで育った、低農薬のショウガを使用した「発酵ジンジャーエール」いただきます。
honey bee
幻の蜂蜜が香る定番品。
香りも華やかで、口に含んでみるとどの商品にも言えることですが”しょうが感”がすごい!
ドライな飲み口にピリッと舌にくるのは、生姜だけでなく唐辛子も隠し味に入っているのだとか。
蜂蜜といっても、そんなに甘さは強くなく、爽やかにいただけました。
northern dark snail
紅茶とカモミールが革命的な定番品は、honey beeよりもさらに複雑な味わい。
途中ほんのり甘さが来るのですが、最後はしっかりキリっとした生姜の味わいと、紅茶のタンニン由来か引き締まる感覚。
飲めば飲むほど奥深い一杯です。
ちなみに、紅茶はアッサムのオレンジペコーを中心に、埼玉が誇る「狭山茶」の茶葉を使った紅茶を、プロのブレンダーにブレンドしてもらったもので、カモミールはエジプト産のものに、見沼田んぼで植えたカモミールをブレンドしたものとのことで、納得のこだわり。
pigeon-blood ladybug
「飲む輸血」とも称されるスーパーフードは、市内の農家さんから直接買い付けた無農薬のビーツものだとか。
ただでさえ健康効果を期待できる発酵ジンジャーエールに、健康・美容効果の高い栄養満点なビーツが入っているんだから、これ飲んどけば間違いなさすぎる。
honey beeよりもすっきり飲める印象。
junos c swallowtail
近所の農家さんの無農薬の柚子を使った一品は、honey beeに似た印象ですが、ほのかに舌触りが優しい感じがしました。
隠し味のシナモンは、他のスパイスを使ったものよりもマイルドに感じたような気がします。
oak rhinoceros beetle
ウイスキーやワインに使われる手法で樽熟成というのがありますが、その感覚に近いものをノンアルコールで作られた発想がすごい。
ナラの木をチップにし、一緒に煮込むことで樽香を出した逸品。
香りは言わずもがな、飲んだ時のコクも随一。
個人的な感想ですが、一番好きでした。
まとめ
さいたま発の発酵ジンジャーエールを実際に飲んでみました。
最初こそ、飲み比べても生姜のインパクトが強く、違いを感じづらかったのですが、飲むごとにその面白さに引き込まれて行きました。
お酒好きの方には、アルコールを飲んだ感覚に近いので休肝日を作りやすいと思います。(本人談)
カクテルに使用すれば、その可能性は無限大。
また、美味しいものを作るだけでなく、地元農業の活性化・廃棄和服削減・フードロス削減などに取り組まれるなど、社会貢献にも取り組まれていらっしゃる「しょうがのむし」の今後の展開が楽しみです。
なお、商品は各種イベントや、ECサイトから購入できます→https://gingerbug.thebase.in/
概要
会社名 | 株式会社しょうがのむし |
---|---|
住所 | 埼玉県さいたま市見沼区大谷1262-3 |
公式ページ | https://ginger-bug.com/ |
代表・周東さんのTwitter | https://twitter.com/ginger_bug_inc |
https://www.instagram.com/ginger_bug_inc/ |
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