大宮「ヨリミチ」のランチ&ディナーレポ！スパイス料理と厳選された日本酒が楽しい時間すぎた

カレープレートをいただく

今回は、カレープレート 1000円をオーダー。

来訪時は、ジャマイカンカレーチキンでした。

サラダをいただきます。

胃腸を驚かせないように、まずは身体に良さそうな野菜から。

しかし、その間も良い香りが漂ってきます。

カレーって罪。

こちら、スパイスカレーには珍しい、ゴロッとしたじゃがいもが印象的です。

いただくと、チキンの旨みとスパイスがたっぷりと効いていて、食欲に火がついてしまうのは必然。

スパイスの刺激的な要素もありつつ、味に深みというか上品さを感じられる面白さ。

聞いてみると、こちらのカレーはオールスパイスを使用しているとのことでした。

レゲエの国のカレーは、パンチあるけど思ったより上品！

じゃがいもに同じく、ゴロッとした鶏肉はほろっと食感で柔らかい。

2種類のデリ（キャロットラペと紫キャベツのマリネ）もとても美味しかったです。

ちなみに、ドリンクは、「コーヒー・紅茶・ジャワティー（アイス）」から選べました。

今回はジャワティー。

刺激的な口の中をすっきりさせてくれる、嬉しいチョイス。

そのまま食べ終える予定だったんですが・・・

ええ、飲みたくなってしまいました。

日本酒。

ああ、このまま帰るわけには行かない。

謎の使命感にかられ、注文するのに一つの迷いもありませんでした。

スパイスのせいかな（違）

ヨリミチの日本酒は、種類を問わず半合（90ml）を500円で提供しているのが特徴。

日本酒の数は30種類前後あるそうで、寝かせているものも合わせると50種類以上あるそうです。

すごい数！

とお願いしたところ、想像以上におすすめが出てきました。

7種類も！

しかし、これは私のせい。苦笑

カレーを食べ終わる頃にお願いしたので、気を遣ってたくさんの選択肢をいただきました。

日本酒飲むことに何も迷いはなかったのに、どれを飲むのかに迷うとはいやはや。

悩みつつも選んだのが

森嶋 雄町 純米大吟醸

雄町が持つ旨みと酸味の中に、優しいフルーティーさも感じられます。

純米大吟醸だけど華やかすぎず、コクがあってスパイスカレーとのペアリングが面白い！

経験したことのない組み合わせで面白くなり、そのままの勢いで二杯目を注文。笑

「飲まないつもりだった」というのはただの戯言でした。

天雲の生酛純米吟醸

こちらも旨みたっぷりで力強く、正にカレーに負けない一杯。

いやーこれは燗にして飲みたくなります。

昼から美味しくも楽しい時間を過ごすことができました。

ごちそうさまです！

夜のメニュー

夜の営業は、いろいろな国の料理を、先の日本酒と組み合わせて楽しむことができます。

1品は300円台からあり、気軽に料理を楽しめそう。

改めてびっくりしたのが、本当に多国籍！！

ざっと見ただけで「メキシコ料理」「アジア料理」「イタリアン」「スペイン料理」「アフリカ料理」・・・

その時にある素材の中でメニューを調整されているそうなので、メニューの入れ替わりは多いそうですが、それにしても多種多様。

それを一人で切り盛りされているのがすごいです。

夜の料理を通し営業で楽しむ（2023.5月）

この日のメニュー

GWは昼呑み通し営業ということで・・・

昼から夜メニューを楽しめる期間でした。

怒涛の通し食べ呑みを満喫る

じゃばらビールからスタート

しゃばら酒をビールで割った、クラフトビールのような味わいのカクテル。

幸先の良い一杯で宴の始まりです。

お供は、花椒ネギ玉じゃばらビール

ホワジャオが広がるネギ玉なんて最高のツマミ。

スナックエンドウ　スパイスマヨ

旬なスナックエンドウに、病みつきになるオリジナルマヨがばっちこい。

一杯目をサクっと楽しんだところで、日本酒を。

「望」の スプラッシュ 純米大吟醸

華やかな香り爆発な濁り酒を。

まったりしてるのに、飲み口良すぎてすぐになくなってしまう・・・。

きのこのマリネと一緒にいただきました。

どうかな？というペアリングでしたが、望も甘みの中に酸を感じれて、程よい感じに引き立ててくれました。

あっという間になくなったので

無窮天穏 水母（くらげ）

ああ、これももう水の如し。

大好きな飲み口です。

店主・史路さんが北海道帰りということで、最近こしらえてきたという

神川の純米酒

地元でしか買えない（？）レアなお酒をいただききました。

お供には、その酒粕を使ったかりんとも。

バランスの良いお酒、そしてかりんとが予想以上に美味しくて買いたくなる。笑

この辺からスイッチ入っちゃいました。

日置桜　風趣強力の特別純米酒

燗つけてもらいました。

大好きな酒を飲めて幸せ。

そして、貴重な酒を開けていただきました・・・

菊姫　平成二六年度仕込の純米酒

こちらも燗つけていただきました。

見てください、この液種の熟成された色を。

口に入れると広がる、山廃の芳醇なパワフルさ。

思わず笑っちゃうよね。

そしてそして、私が好きな酒を見つけちゃいました。

悦凱陣　讃州雄町純米酒の令和二年仕込み

燗で飲みたい気持ちを抑えつつ、あえてそのまま飲んでみた。

ふぁあパワフル。

燗で飲んだらと想像するだけで・・・。

お酒スイッチが入ってしまったので、食事も取りたいと思いオーダー。

ブルグル麦のタブーリ

パセリのサラダ。

良い香り、優しいおつまみ。

天隠　黒蛇（くろき）

燗にしていただきました。

五穀を使用した膨よかな味わいの酒。

専用の猪口でいただくと、なお美味しく感じる気がする。

ピピッシュ

こちらもスパイス効いた圧倒的おツマミ。

ポルトガルの鶏のホルモンの煮込みのようです。

玉川　丹後

コレコレ。

こういうのが食事に合うんだよなあ。

飲んじゃうし食べちゃう。

こうなると食のスイッチも入る。

鰆のフィッシュ&チップス　

海老とレンコンの春巻き

もうガッツリよね。

残草蓬莱　純米吟醸

また華やかでキレのある感じに戻ってきました。

自家製ロースハムとともに。

美しいビジュアルのそれは、お味も上品。

木戸泉のAFS うすにごり

もはやデザート感覚。

甘みだけでなく、最後の酸が締めにふさわしい・・。

と思ってたんですけど、私は最後に燗酒でフィニッシュ。

美味しい食事と酒をしこたまいただけて大満足の時間でした。

ごちそうさまです！

まとめ

よくある日本酒を楽しむお店とは一風変わった、お洒落なカフェのような雰囲気でランチをいただけました。

実際にいただいたスパイスカレーは美味しく、日本酒もこだわりを感じます。

今回はランチで伺いましたが、夜もいろいろな料理と日本酒のペアリングを楽しみたくなりました。

近いうちに行きたいと思うので、その後夜レポを追記したいと思います。笑

追記→その後、夜でないですが通し営業で夜メニューを楽しみすぎてしまいました。レポを読んでいただければわかると思います。ええ。

兎にも角にも、日本酒好きなら行って欲しいし、スパイス好きなら行って欲しい。

オススメです！